わたるです。

今日は、Naviの開発で一番こだわったことについて書いてみます。
技術の話じゃなくて、「言葉」の話です。


エンジニアの世界には、専門用語がたくさんあります。

デプロイ、リポジトリ、プルリクエスト、マージ、ブランチ…。

自分たちにとっては毎日使う普通の言葉なんですけど、
ITに馴染みのない人からすると、全部「外国語」なんですよね。

これ、頭ではわかってるつもりだったんです。
でも、Naviを作るまで本当の意味ではわかってなかった


開発の初期に、チームの発案者にこう言われました。

「画面を開いた瞬間に、"無理"って思わせたら負けだよ」

正直、最初はピンと来なかったんですよね。

「でもこの機能は"デプロイ"以外に言いようがなくない?」
「"リポジトリ"って、他にどう言えばいいの?」


でも、実際にITに詳しくない人に画面を見せた時に、
その意味がわかったんです。

「デプロイ」ボタンを見た瞬間、固まってた。

「これ押したら何が起きるの?」
「壊れたりしない?」

そりゃそうですよね。
意味がわからないボタンは、怖くて押せない。


それから、Naviの画面に出てくる言葉を全部見直しました。

| 専門用語 | Naviでの表現 |
|---------|------------|
| デプロイ | 公開する |
| リポジトリ | 保存場所 |
| プルリクエスト | 確認をお願いする |
| マージ | 反映する |
| ブランチ | 作業スペース |

エンジニアからすると、ちょっともどかしい部分もあります。
厳密に言えば「デプロイ」と「公開する」はニュアンスが違うし。

でも、ユーザーが迷わないことのほうがずっと大事なんですよね。


言葉を変えただけで、反応が全然変わりました。

「公開する」ボタンなら、何が起きるかイメージできる。
「確認をお願いする」なら、チームに見せるんだなってわかる。

機能は同じ。変えたのは言葉だけ。
でも、使える人の範囲が一気に広がったんです。


よく「UIが大事」って言いますよね。
デザインとか、配色とか、レイアウトとか。

もちろんそれも大事なんですけど、
自分が一番効果を感じたのは「言葉の選び方」でした。

ITがわからない人がチームに入れるかどうかは、
技術力の問題じゃなくて、言葉の問題だと思ってます。


「わかりやすい」って、すごく地味なことなんですけど。
Naviはこれからも、その地味なことにこだわり続けます。

画面を開いた瞬間に、「なんか使えそう」って思ってもらえるように。